北海道北見北斗高校全日制

 
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校長挨拶

 北見北斗の「グローカルな人材育成」が
北斗生を未来とつなげる


校長  渡 部 道 博

 ある日の3年生政治経済の授業風景
 男女雇用機会均等法の学習をしていました。説明後に、求人広告の例をいくつか配布し、広告の中に法律に抵触する言葉がないかをペアで見つけ出し、それぞれの言葉が問題である理由を述べていました。
 この学習の中では、表面的に知識を増やすのではなく、いろいろな力が伸ばされています。男女雇用機会均等法の理念が深く理解できるとともに、人の意見と自分の意見をミックスさせてよりよいものを作り上げていく協働する力、論理的に思考する力、何がわかっていて何がわかっていなかったのかを認識するメタ認知力等々、教師の説明だけでは身につかない力を授業の中で意識的に伸ばしています。
 本校では、内容をひたすら詰め込んでいくコンテンツベースの教育から育成すべき能力を基本に授業などの教育活動を組み立てていくコンピテンシーベースの教育に変革しています。
  本校の教職員で作り上げた、本校で伸ばすべき能力については、別表をご覧ください。

 入学後に学力も人間性も高まる北斗生
 中学校の先生に、「北斗生は入学してから伸びる子が多いですね。」とよく言われます。わかりやすいところでは、中学生の時には思いもよらない難関大学に合格していることがあげられます。実際に模擬試験の平均偏差値が入学時には相当の差がある札幌市内の高校を3年生後半で逆転したりしています。それは、部活動加入率が9割であったり、体育祭で学年縦割りでチームを組んだり、文化祭で学年縦割りの合唱チームを組んだり、強行遠足で72キロ(女子42キロ)を走ったりすることが北斗生の人間性を高め、学習の下支えになっているのです。

 スーパーグローカルハイスクール
 表題のグローカルとは、グローバルとローカルを掛け合わせた造語です。本校は、平成29年度から5年間、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)として、文部科学省から研究指定されました。本校の研究目的となるのが、「グローカルな人材育成」です。言い換えると、持続可能な地域社会、国際社会の創造に貢献する人材を育成すると言えます。
 内容の一つとしては、オホーツク圏の学習教材を用いて、外国、道内外の高校生などに英語でプレゼンテーションしたり、交流したりする中で国際性を高めていきます。台湾へのサイエンス研修も同窓会の援助を受けながら今年3年目となります。昨年度は、台中にある三育高校での交流、台北科技大学で環境に関する研究に触れたりしました。
 また、今年からアメリカ・ボストン研修を希望者に実施することになりました。10日間ほどの滞在で、午前中はインターナショナルクラスでの英語研修、午後はハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などを訪問し、海外で活躍する日本人大学院生や研究者との座談会を開き、将来の進路を考える貴重な機会とします。

 医学部進学
 道教委に平成20年から指定されている「地域医療を支える人づくりプロジェクト事業」では、医療に関する多くの取組を行っています。医進類型という少人数制のクラスを編成し、医学進学のための授業、講習を行っています。また、全道から医師を目指す高校生がいっしょに学習する機会を設け、モチベーションを高めています。この事業によって、医学進学だけでなく、薬学、歯科、看護、保健などの進路にも大きな影響を与え、本校の大学合格に医療関係が占める割合が22%になっています。

 互いを認め、協働し、チームで高め合う
 SSHで宣言したグローカルな人材育成は、実は、SSHで初めて取り組むものではなく、以前から取り組まれてきたものなのです。本校の教育活動全体で、SSHをバネにして、地域にも国際社会にもさらに貢献できる次世代のリーダーを育てていきたいと思います。
 北見北斗高校は、他者を排除することなく、お互いを認め、協働することの楽しさを知り、チームで高め合い、切磋琢磨する生徒を応援し、支援する学校です。
 
H29甲府第一高校の強行遠足への派遣の旅
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