今回のテーマは「良好な対人関係をどのように作るのか」です。
講師として、北見赤十字病院作業療法士 畑中悠紀様からお話をいただきました。最初に、ウォーミングアップとして隣同士で「お互いに共通して苦手なことを話しながら5つあげる」という取組と報告会を行い、生徒はリラックスして講演に臨みました。続いて、作業療法士の仕事内容に触れながら事例演習を行いました。代表生徒2名と教員が登壇し、新人歓迎会において新入社員が自己紹介する場面についてです。生徒は緊張の面持ちで新入社員として自己紹介をしたのち、全校生徒から良かった点の報告をうけていました。講師からは「自己紹介を行う時には、その場面にふさわしい内容を事前に準備して、相手に対していかに良い印象を与えることができるかが大切」とのアドバイスを頂きました。また、高校生の離職問題を取り上げ、「企業で働くためには良好な対人関係を築くことが必要。特に第一印象が重要なので、予め戦略的に相手と会話が広がるような内容を込めた紹介を想定し、その場で話すことが大切」との説明がありました。
進路講話の様子
事例演習で説明する北見赤十字病院作業療法士 畑中悠紀 様